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かいじゅうたちのいるところ [映画]

着ぐるみのかいじゅうたちのビジュアルに魅かれて観てきました。
ゼンダックの原作は前もって書店で立ち読みして。

で、感想ですが、着ぐるみのかいじゅうたちがよくできていたという
印象しか残らなかったですね。原作を読んだ(というか絵本を見た
とき)とき、この超シンプルな話をどうやって映画として膨らませる
のだろうか甚だ疑問だったのですが、予想通りストーリーは精々30
分程度のコンテンツを引き伸ばして1時間40分に仕立てたという感じ
でした。それでも映像で魅せてくれれば、引き込まれたとは思うの
ですが(テレンスマリック監督の作品のように)、この作品の監督は
そっち方面に通じた人でないらしく、映像的にもばらつきもあり、見る
べき箇所は大してありませんでした。
観てて退屈はしませんでしたが、作品として中途半端な感じは否め
ませんでした。やはり原作のコンテンツを生かすには短篇映画という
フォーマットにすべきだったと思います。

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アバター [映画]

見終わった感想は、普通にいい映画で2100円(3D上映)の価値は
十分あった、です。其の上でいくつか印象を述べると、

・3Dの威力は奥行きのあるシーンで効果的であったが、数十分もすれ
 ば見慣れてしまった。ただ、映像の臨場感がどれほど3Dで増幅され
 たかは通常版と見比べてみないと実際のところわからない。
・CGのキャラは最初、違和感を感じていたが最後は人間のように感情
 移入でき、これは流石の出来ばえ。
・風景のCG描写も凄まじい。高いところが苦手な私は、絶壁を見下ろす
 描写に何度ちぢこまったことか。
・グロ気味の動物と翼竜のデザイン、色彩でおやっと思ったのだが、浮遊
 する岩山が現れるにあたって、これはロジャー・ディーンのデザインに違い
 ないと確信。最後までエンドクレジットを見るも、彼の名前はなし。でも、
 きっと彼の影響受けているんだと思う。
・主役の男優さんは丸刈りの時はネイビーらしかったのだけど、映画後半、
 髪が伸びて普通の髪型になると、マイケル・オーウェン似のベビーフェイス
 に。

たぶん、DVDで見ると映像の臨場感が失われるのと立ち代り、映画の弱点
の部分、例えばキャラ立ちの弱さなどが、クローズアップされてしまうのでは
ないかと思います。という意味でも、正しく映画館で観るべき映画ですね、
この作品は。

  
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ロールシャッハ手ぬぐい [映画]

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映画館で2回観るのはロード・オブ・ザ・リング「2つの塔」以来の「ウォッチメン」
ですが、こういうアイデア商品には心擽られます。「ロールシャッハ手ぬぐい」と
ロールシャッハジャーナル(手帳)」を買ってしまいました。
手帳の使い方はもちろん世間の暗部について英語で書き綴るわけですよ。これ
でダークな英語力UP必須です。最初のフレーズはもちろん、This city is afraid
of me.I,ve seen its true face.からで。日本語版コミックスを購入した後、
原書版を手放しちゃったのですが、参考に持っとけばよかった。
手ぬぐいは、リアルに手ぬぐいで使うのもアレなんで、ペナントみたいなノリで壁に
でも貼り付けてやろうかと思っているのですが、よくよく考えてみると、無地の手ぬ
ぐいを買ってきて、マイロールシャッハバージョンって作れそうですよね。そこまで
暇じゃないんでやりはしませんが。


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ベンジャミン・バトン [映画]

映画「ベンジャミン・バトン」を観てきました。アカデミー主演男優賞候補
の演技に興味があったので。

で、上映時間は3時間近かったと思いますが、飽きずに楽しめましたよ。
話そのものが荒唐無稽の類ですから、感動の人間ドラマとかではなく、
ちょっと風変わりなファンタジードラマといったところです。凝った映像も
作り物感ありありと出してましたし。
ただ、本当のところはもっと深く感じさせてほしかったんだけですけど。
デビット・フィンチャー監督だったので、そのへんは推して知るべしでした。

さて、ブラピの演技ですが、特にどうということはなかったような。若返るに
つれ男前になっていくなー、と感心したぐらいで。
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プレステージ [映画]


プレステージ コレクターズ・エディション [DVD]

プレステージ コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
  • メディア: DVD


最後まで飽きずに楽しめますが、後半も終盤にさしかかるとタネばれして(ヒント
はきちんと描写されてますので)予想されたエンディングに至ります。よく練られた
スクリプトのようにも思いますが、19世紀の物語に◎◎を捻じ込んだトリックは私に
はルール違反のように感じられてあまり感心できませんでした。正直、本作は怪作
の類ではないかと思います。
ヒュー・ジャックマン、クリチャン・ベール、スカーレット・ヨハンソンのファンの方はどう
ぞご覧ください、って感じですね。

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ダークナイト [映画]


ダークナイト 特別版 [DVD]

ダークナイト 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


前作のバットマンビギンズがいまいちだったためロードショー公開は
見送ったのですが、これは劇場公開で観るべきだったと思いました。
本作は、バットマンシリーズの最高傑作ではないかと思います。
キャラクター、脚本、演出において当に大人向けのと形容すべきダーク
なファンタジーならぬダークリアリティな内容でありました。
キャラクターについては強烈なジョーカーもさることながら、バットマンを
演じるクリスチャン・ベイル。彼以外にバットマンを演じた役者のイメージ
は完全に私の中から払拭されましたね。性格俳優っぽい方みたいです
が、「ニュー・ワールド」で演じたポカホンタスの夫役なんかの普通のキ
ャラでもいい味だしておりました。



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モア [映画]

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TSUTAYAにたまたま入ってみると100円レンタルの日でして、
たまたま、このDVDが目に入り、そういやPINK FLOYDが音楽
を担当してたんだっけ..100円だし、という理由で、借りてみたの
ですが、レンタル料に相応しいコンテンツでしたね。

観ようと思えば普通に観れたとは思いますが、ダラダラした内容の
垂れ流しに、こりゃ最後までこんな調子で続くんだよなと見切り、
早送りで済ませました。2時間弱をこれで時間つぶすのもったいな
いし。PINK FLOYDの音楽も古臭いBGM程度にしか聞こえないし。
制作時は時代背景と同調してそれなりの評価を得たのかもしれま
せんが、今観ると怪作の類としか思えないですね。



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ニュー・ワールド [映画]


ニュー・ワールド コレクターズ・エディション

ニュー・ワールド コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



テレンス・マリック監督の作品はすべて観ましたが(この人、超寡作ですし)、
一本選ぶとすると本作ですね。「シン・レッド・ライン」なんて、映像の断片
イメージさえ残ってないですし。

ポカホンタスをモチーフにしたラブストーリー(なんだろうか?)であるこの作品
は、独特のテンポと素朴で詩的なスクリプト、美しい自然の描写と本当に語り
かけてくるような映像の魅力で、映画館で観たとき私はどっぷりと浸ってしま
いました。他のお客さんの反応は、そうでない人が半々くらいだったでしょうか。

監督の作家性というか特徴が映像美にあるのはキューブリック亡き後はこの人
ぐらいしか思いつかないですね。



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ノー・カントリー [映画]


ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション

ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD



殺人者のいかれた個性と殺戮シーン、追走劇の緊張感の方が強烈すぎて、
「ノーカントリーフォー オールドマン」という原題が示すであろう主題
であるはずの老保安官側のエピソードがサスペンスの間に挟むコーヒー
ブレイクと化してしまったたとても変な映画です。最後の独白なんて、な
にぐだぐだゆっとんねんって感じでしたね、私には。

ジェイソンも真っ青のシリアルキラー、殺人鬼シュガーと唯一タメをは
れるキャラだったベトナム帰りのタフガイ、逃亡者モスがあっけなく死
んだ場面が私にとってこの映画の実質のラストでした。老保安官はシュ
ガーと対峙させるには明らかに役不足でしたから、展開は急速にしぼみ
ます。一方で、シュガーはキャラの想定された動き通りモスの嫁さんを
始末しに行くわけですが。

シュガーを演じた俳優さんがアカデミー助演男優賞を取ったのは十分納
得がいきます。ただし、作品賞はないでしょう。サスペンスの演出は大
したものだと思いますが(DVDで観てても心臓に悪かった)、殺人鬼シ
ュガー(断じて殺し屋ではない)の無敵キャラ振りや、ショッキングな
殺戮シーンは新種のホラーという気がしないでもありません。メキシコ
が絡むと「エルトポ」みたくなっちゃうのか?
「みちのく一人旅」ならぬ「テキサス一人シリアルキラーの旅」と題名
を言い換えてもいいようなこの映画、そこらへんのホラー映画など足元
にも及ばぬ悪夢を見せてくれること請け合いです。

P.S. 作品を見直すなんてことはやりません。楽しくないので。

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アイアンマン [映画]

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アメコミヒーロー物が結構好きな私は、ネットでトレーラーを見たとき、
「300」を観たときと同じ胸の高鳴りを覚えました。こりゃすごい映像
だ、映画館で見なきゃと。一方、先に公開されていた「ダークナイト」
は前作に失望していたので会社の帰りにでもレイトショーで観ればい
いや、と思っていたらいつのまにか公開終了してたりして。

んで、アイアンマン。んーー期待はずれでした。まず、リアリティを感じ
させない浮世離れなディテールはお約束ですからスルーして、単純す
ぎる勧善懲悪ストーリーに少し引いてしまいました。次に、ここが最大
の弱点ですが、ヴィランがとにかく小物。クライマックスがパワードスー
ツvsパワードスーツじゃあ、盛り上がりに欠けますね。トランスフォーマー
ぐらい突き抜けてくれれば、大いにで楽しむことができたと思うのですが。

後、エンドクレジットの後のオマケ映像。お客さんのほとんどは意味わか
らなかったと思います。マーベルコミックス読む人しか知らない楽屋ネタ
ですから。ちょっと腹立ちましたね。クレジットが終わるのを長々と我慢し
てこれかよ、と。

ということで、アメコミヒーローの期待作は、来年春公開の名作「ウォッチ
メン」に持ち越しです。現役引退したヒーローたちが次々と殺されていく
ストーリーなのですが、まあ複雑なスクリプトで、ヒーローたちの過去と現在、
戦争、家庭、人間模様が交錯し、とっても大人のストーリーです。




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