指輪物語２００７

先々週にニュージーランドを観光したって話だけなんですが、指輪物語のロケが
至るところでされたとあって、定番の観光コースを廻っていても、あの世界を彷彿
とさせる風景が続きますね。

写真はマウントクックのフッカー氷河まで歩いた際の帰路で撮ったもので、
マウントクックは、ホテルのお土産のshopで指輪のロケ地を紹介する本を立ち
読みして知ったのですが、第三部「王の帰還」のあのミナス・ティリスで使われて
いるらしく、ちょっと感慨深いものがありました。目前の壮大な山々をバックに
そびえ立つ白い城郭を想像したりして。

ちなみにマウントクックは１日滞在したので歩き回ったり、遊覧飛行に乗ったり
結構動き回ったのですが、ハイキングコースは定番人気のフッカー氷河コース
は歩く道中を楽しむ、お手軽なケアポイントコースの方は終着点の景観のよさ、
ってところかなと思います。

国立公園は年間1/3が雨らしいのですが、旅行中はずっと天気がよかったのは
ラッキーでありました。こちらへ来て初めて知ったのですが、NZの動物は鳥類
を除き、すべて外来種なんですね。この風景に加え、やばい動物がいないとくれば、
トレッキングが魅力というのも納得です。

P.S. 両替のNZドルの売買のレート、なんであんなに違うんでしょう。使わなかった
　　　ドルを日本円に換金しずいぶん損をしてしまいました。

香港、ロサンゼルス2019年

廃ビルのようなアパート群と高層ビルが混在し、路上に張り出す看板、ネオンが
乱立する繁華街、香港。
20年前に初めて訪れた時、SF映画好きだった私は、まるで映画「ブレードランナー
」で描かれた2019年のロサンゼルスにいるような錯覚を覚えたものでした。
今回、再び訪れてみて、さすがに同じふうに感じることはなかったものの、食事は
もとより、買い物も興味がない私にとって、通り一遍の観光を済ませた後は、
ブレードランナー的看板（変な日本語）でもないかと街を練り歩くぐらいしか楽しみ
はありませんでした（泣）

組み合わせが気にいったのが上の写真。ポイントはKFCかな？看板の重なり具合
がなんとなくいい感じです。香港島のヒルサイド・エスカレーターの近くだった...
ような気がします。

スピナーが降りてきてもなんら違和感ないであろう夜の繁華街。

手前のネオンには「良い上海料理」「良いサービス」という文字。後方のISAという
ネオンの下には「優の良品」。この「優の良品」は空港内にも販売店がありました。
香港に本社を置く100店舗以上ある香港菓子販売チェーンだったんですね。

観光者の視点で好き勝手に書いてしまいましたが、ガイドさんから住宅事情とか
も教えてもらって、考えさせられることも多かったです。
歩きタバコは日本と同じですが、ポイ捨ては罰金とか、いたるところにゴミ箱を
置いているとか（底がない物もあってチョット驚き）街を美化しようという動きは
日本も見習いたいですね。