バランタイン30年 [お酒]
奮発して買ってみました。もちろん並行輸入のボトルです。
香り オレンジなどの柑橘系、バニラ
味わい 柑橘の次に甘さ、次にスパイス
滑らかさやバランス、まとまりの良さは感じますが、複雑な味わいは
感じないですね、私の舌では。バランタイン21年がシェリーのキャラ
クターで華やかさを出しているのに比べて、こちらはバランス重視と
いう感じがします。
で、正直なところ、30年という年数からイメージされるような重厚さ
を感じるような味わいではないなあといった感じですね。21年のよう
な個性を出していない分、印象も薄くなってしまいます。
ちなみにストレートでの飲みやすさ、スムースさは突出しているので、
そこんとこは流石30年な訳ですが、ポイントはそこじゃあないですし。
シングルカスク宮城峡1996 [お酒]
現在アサヒショップ限定販売しているボトルではなくて、その前に販売
されていた1996です。ニッカのテイスティングノートは以下の通り。
香り:あんずやドライフルーツを思わせる甘酸っぱい芳香が豊かに香る。
草原のようなフレッシュな青さ、スパイシーな爽快感。シェリー
樽熟成の深みとフルーティーな華やかさ。
味わい:綿菓子のようなふわりとした舌触り。シェリー樽由来の甘酸っぱ
さとややスパイシーなコク、ドライフルーツの味わい。
私の感想は、上と同感。後、1点付け加えるとすると度数が61%のカスク
ですからとても「濃い」味です。
現在販売されている1996を購入する際にはニッカのテイスティングノート
を参照すれば間違いないでしょう。宮城峡12y、15yもいいけれどもうちょ
っと刺激がほしいなあ、とくればカスクです。飲み方も薄〜い水割りはどう
かと思いますがロック、ソーダ割りでも全然イケてます。
サントリー山崎 年数表示なし [お酒]
久々の更新になります。昨日出たサントリー山崎と白州の年数なしボトルですが、
近所の酒屋に置いてあったので早速買ってきました。350ml瓶で1600円です。
香り 爽やか。ほんの少しのスパイスと酸味がかったハチミツのような甘さ
味わい ピリリとくるスパイシーさ(すぐに消える)と甘さ、ボディはミディ
アムからライトの中間かな。すっきり爽やかでスムース
パンチョン樽の山崎と同じ印象を持ちましたので、メインで使われている樽は
パンチョンでしょうか?個人的には好印象なボトルです。12年の劣化品で冗談
のような10年の味わいなんかより相当イケてると思います。
ただ、リピートするかと言われればそこまで魅かれるものはコスト的にもない
なあ、というのが正直なところです。
スプリングバンク12年カスク [お酒]
香り 塩辛さ、焦がした砂糖、メイプルシロップ
味わい 塩辛い、濃厚な甘さ、少しスパイス、ボディは濃いが
ざらつき感あり
はっきりいって感心しませんね。10年カスクなんかよりはマシでしょうけ
れど。例えて言うとCVをカスクにしてカラメル着色と甘さを追加したよう
な感じでしょうか。繊細さや複雑さ、エレガントといった要素は皆無です。
スプリングバンクと言えば香りの香水といったキャッチフレーズはもう完全
に昔の話ですね。
シーバスリーガル18年 [お酒]
何年か前に飲んだ時の印象は結構個性がはっきりしていてそれはスモーキーさ
だったのですが、今回ボトルを買ってみてその印象は吹き飛んでしまいました。
香り オレンジ、シトラスなどの柑橘系
味わい すっきりした甘さと華やかさ、後からスパイス
このインプレッション....グレンリベット18年と全く同じですね。試しにリベット
と飲み比べてみましたが(新ボトルの18年)、ブラインドテイスティングだと
たぶん見分けがつかないんじゃないかと思わせるぐらい似ています。しかも、シ
ーバスはブレンデッドなのでどんな飲み方でもOKです。
ブレンデッドの価格帯で比較すると竹鶴17年、バランタイン17年、ホワイトマッ カイ22年あたりの位置でしょうか。ブレンデッドのユーティリティ性で選ぶなら
シーバス18年、モルトライクな飲み方なら竹鶴17年ですね。
バランタイン21年 [お酒]
ティーチャーズが空いたので、奮発して買ってみました。かなり安くなって
ますしね。
香り 甘く華やか、シェリーやリンゴのような、少しペッパー
味 甘い、ハチミツ、ちょっとスパイス
17年は私には捕らえ所のないピンとこないボトルだったのですが、21年は
華やかさで纏まった味わいがします。飲み方はロック、トワイスアップの水
割りで。しかし、このボトルは他のモルトボトルを差し置いてすぐ空けてし
まいそうです。
山崎パンチョン [お酒]
バーで飲んでたいそう感心したのでボトルを買ってみたので
すが、改めて味わってみるとそれほど感心する味でもないよ
うな...
香り 爽やか、バニラ、桃のような甘酸っぱさ
味わい 爽やか、甘い、ペッパー、まろやか
似たようなニュアンスのモルトとしてグレンキースを思い出
しました。爽やかで上品な味わい、淡麗といったらいいので
しょうか、和食にぴったり合うモルトウイスキーですね。
ヘンドリックス版マティーニ [お酒]
薔薇と胡瓜の香りがするヘンドリックスのジンでマティーニを
作ってもらいました。レシピは60mlのジンにベルモットはリン
スしただけの99%ジンのマティーニです。付け合わせに胡瓜で、
とにかく直球のレシピでありました。(写真にか隠れてますが
オリーブも付いてます)
ヘンドリックスやタンカレーのRANGPURなどのジンはストレ
ートで楽しめるジンなので、小細工をしちゃうと逆に素材のよさ
が損なわれてしまう、ということなんでしょうね。個人的には
スイート・ベルモットなんか加えて色を赤にしてこれぞバラの
マティーニじゃ!みたいなノリで作ってもらってもよかったの
ですが。どういう味になるのかはともかく(笑)次回はそれで
頼んでみようかな。
ブルームーン [お酒]
ブルームーンはドライジンにスミレのリキュールとレモンジュース
を加えたカクテルで、口をつけてみるとまずヨーグルトのようなニ
ュアンスを感じます。味わいは甘酸っぱくて非常に飲みやすく、な
んだかホワイトレディと同じような個性を感じました。
カクテルの色合いはやっぱりホワイトレディの白かマンハッタンの
赤、あるいはギムレットの薄みがかった透明な緑の方が個人的には
スマートかなあと思います。
ラフロイグ18年 [お酒]
48度ありますが、まろやかでスムース、穏やかなピートと甘さで
なんだか癒し系のような味わいはタリスカーの18年を思い出させ
ます。思ったよりボディに厚みがないのは物足りないですね。
現行のラインナップでは、25年以上を除いて(飲んだ事ないし、
高すぎて買うつもりもない)、10年カスクストレングスが一番
かな。